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経済によって武力行使を制裁するには、武力行使で得られるメリット以上の損失を経済面で追わせなければならない。それは、日本の対ロエネルギー制裁への対応を見ても実質的に不可能と分かるでしょう?「それでも有効な制裁を」とこだわれば、結局は武力には武力で応酬するしかなくなってしまう。それが「戦争をなくしていく方法」ですか?
武力で解決すれば成果はすぐに得られるが、見えないツケが残ってしまう。新たな脅威に対して場当たり的に武力で対処するうちに「見えないツケ」はどんどん溜り、いずれ去年のアフガンのようになってしまう。
本当の平和は、武力の応酬に巻き込まれて命を落とされた中村医師のような前向きな不断の努力を百年も二百年も続けることでしか実現しない。その時間を稼ぐためなら、局面的に屈辱を受け入れることも必要になるでしょう。
それが、「戦争をなくしていく」唯一の方法です。
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