今回は珍しく愚痴ではありません。
ずっと前から気になっていたことがあります。
それは、カレーライスの「カレー」の部分を「ルゥ(ルウ・ルー)」と呼ぶ人がいることです。
俺個人としては、ルゥというのはシチューをカレーにするための、あの固形物のことであってカレー自体のことではないと思っていました。
そして調べてみると、長年のもやもやがついに解けました。
「ルゥ」とは、元々、小麦粉をバターで調理して糊(α)化させたものを指す言葉のようです。
元は、これにスープなどを加えてとろみをつけるための調理法だったようで、洋食のカレーも元はこの方法でとろみを出していたために、あのカレーの素になる固形物を「ルゥ」と呼ぶわけです。
ですから、ドロドロになった状態のものは「カレーソース」、もしくは「カレー」と呼ぶのが正しいと思います。
余談ですが、料理ではしばしば「エメルション(乳化)」という言葉が使われます。
しかし、例えばスパゲッティのソースを作る場合は、茹で汁を使うので、乳化より糊化の割合の方が大きいと思います。
煮魚の汁についても、砂糖をそこそこ入れるので、とろみがつくのは糖分による割合が大きいと思います。
「乳化」というのは、マヨネーズなんかがそうらしいのですが、触媒とか何だとかで結構条件がデリケートなものらしいので、単純に加熱すれば起こるというものでもないようです(全くないとも言いませんが)。
実際、麺を入れる前のただの塩水と、油とでグツグツ煮詰めてみても、ほとんどドロドロになりません。
もしこれがエメルションなら、油が水と結合して、ある程度はとろみがつくはずですよね?