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加会社×被会社

窮鼠猫を噛む

無題





ということは、侵攻前にゼ大統領が「NATOが介入しない、覚悟がない」という発言をしていたのは、ロシアに「ウクライナは準備ができていない」と思い込ませるためのブラフだった可能性があります。

だから言ったのです。「侵攻に先立っての交渉の終いには、プーチンは『できるものならやってみろ』くらいのことを言われた可能性がある」と。


そりゃ、現代の最新装備で固めるロシア軍が、モスクワからたった1500㎞あまりのキーウを陥とせずに撃退されたんですから、相当な備えです。

「ジャベリン7000発」もその一端です。軍事に素養がない方はピンと来ないかもしれませんが、この種の装備は大変高価なので、どんな国も多くて数百~数千発、中堅以下の国なら数十~数百発も装備していればいい方です。それが、侵攻と前後して7000発、他の同種の装備も併せれば1万発を越える備蓄量になっていました。

こんな備えを力づくで突破するのに十分な用意など、ロシアをはじめどんな国も持っていなかったと思います。それは、当の米国も例外ではありません。それくらいに凄まじい量です。

おそらく、侵攻前交渉ではすでにウクライナの方針はほぼ「戦う」の一択だったでしょう。ただ、「寸前まで回避のため最大限の努力をした」という体裁を整えるために、ギリギリまで交渉を行ったわけです。



これは、現代風に形を変えた「総力戦」です。

侵攻が始まる前までは、戦車と対戦車ミサイルの生産コストの差が決め手になるなどとは、誰にも想像がつきませんでした。いかにジャベリンが高価で生産に時間がかかるとは言っても、さすがに戦車を上回ることはあり得ません。

そりゃ、ロシアも骨董品のT-62まで動員するはずです。味方による誤射なども含めれば、撃破されたロシア戦車の数はおそらく空前の規模に上るでしょう。

結果、対戦車ミサイルの残弾が底をつく前に、ロシア側の戦車の数が不足してしまった。

しかも、これだけの密度での迎撃が可能になったのは、ロシアがウクライナ一国に対して侵攻を試みたためです。だからこそ、西側も一点集中で支援することができた。そんなことを、侵攻前の一体誰が予測できたでしょう?



やはりこれは「悪魔の計算」です。おそらく、民間人犠牲者の規模は、戦う前からある程度の予測は立っていたでしょう。だが、回避より、自由と独立を優先した。











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