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戦いは残酷、もう二度と ─ 毎日新聞
ワシントン条約で軍艦の保有を不公平に制限され、大陸進出の代償として石油の禁輸など
包囲網が狭まれる中、国際連盟脱退を初め日本は苦しい選択を迫られました。
今の我々は結果を踏まえて論じることができますが、当時の人々はみな、国の行く末に
深刻な不安を抱えながら、日々苦しくなっていく生活をどうにか凌いでいる状況。
結果を見れば、アメリカと戦争するくらいなら大陸から撤兵して、満州には米国の利権を入れて
でも和睦すべきだったと言えますが、結果が出ていない状況では説得する材料に乏しい。
「いかなる状況においても戦争だけは避けるべき」
「戦えば必ず負ける」
そんなことを口にすれば、まず無事ではすまない風潮が、戦前の日本にはありました。
頭では戦争は良くない、その争いに命を懸けるほどの価値はないと分かっていても
言い出せない空気、さらにはどこかアメリカが相手でも勝てるんじゃないかという
甘い見通しもあったかもしれません。
戦争はやってはいけない。
今や当たり前のことです。
しかし、その当たり前が、姿を消せば当たり前でなくなる。
俺は当たり前のことを口やかましく繰り返すことを馬鹿げているとは思いません。
大変重要で立派なことだと思います。
人間、無理は続きません。
決して犯してはいけない過ちであればこそ、その過ちをふとした気の緩みで犯しがちな
人間の性というものをよくよく見据えて、理想だけでなく、それを実践するために何が
必要なのかを一から考えるべきだと思います。
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