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「第三次世界大戦」とかどんな馬鹿だよ。
そんなことは絶対に起こりません。
地域紛争が頻発する可能性はありますよ?
でも、「世界大戦」というのは、世界を主導する先進国(当時は「列強」と言いました)が二陣営に分かれ、世界各地で繰り広げる大戦争のことです。
今の兵器の展開力・破壊力を馬鹿にしてはいけません。
第二次世界大戦の時、ナチスがポーランドに侵攻してから日本が真珠湾攻撃をするのに2年のタイムラグがありました。
一方、現代の戦争は半年も続きません。
仮に世界のどこかで戦争が起こる条件が整ってしまったとしても、他の戦争が起きて足並みが揃う前に先の戦争はとうに終わってるでしょう。
そもそも戦争というのは、起こりやすい危険な状況というのがあるんです。
こういう前提条件を無視して唐突に起こるものではない。
第二次世界大戦の時は、第一次世界大戦のツケに加えて、世界恐慌からの立ち直りの早さに各国の間で差ができました。
しかも、産業技術の急速な発展によって、それまで常識的に不可能だったことが次々に可能になっていった時代です。
これと旧来の常識とがいびつに結び合わさった結果として、一部の勢力が不相応な野心を抱く結果となり、世界大戦が起きたのです。
しかし現代ではそんなことはあり得ません。
中堅以下の国が大国にあからさまに逆らえばどうなるか、知らない国は皆無です。
確かに新型コロナの爪痕はありますが、それを契機に世界のパワーバランスががらりと変わり、下剋上のチャンスが生まれる兆候はこれといってありません。
むろん、のし上がるチャンスを虎視眈々と窺う具体的な勢力もない。
「世界大戦」が起こる道理がありません。