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加会社×被会社

窮鼠猫を噛む

無題





先日の「ノルウェー・インシデント」のドキュメンタリー番組。

プロジェクトに従事する関係者が「大きな予算がかかった計画に失敗は許されない。安全チェックは幾重にも及び、安全チェック自体の進行をチェックする専門の部員さえいる」と言っていた。

確かにその通りなんだよ。JAXAだって当然それは百も承知のはず。

それでも、NASAとの擦り合わせでは「カルチャーショックを覚えた」というくらいの厳しさを感じたということです。



この違いは、先頭で走る奴と先頭を追いかける奴の違いなの。

先頭を追いかける奴は、計画から打ち上げた衛星の運用までの一連の過程を通した俯瞰でプロジェクト全体を構想・計画することができる。なぜなら、そこは先頭が一度通った道だから。

この立場で言う「安全管理」とは「安全管理過程でどれだけ入念にチェックするか」ということになる。

しかし、先頭を走る奴は、ゴールまでの道のりを自分で切り拓かなきゃならない。
そういう立場で考える場合、安全管理とは「安全管理過程でどれだけ入念にチェックするか」の前に「何の安全を管理する必要があるか」から始まる。
何と何に労力を割く必要があるか、自分で試行錯誤しながら走らなきゃいけないわけだ。

JAXAによれば、NASAは「失敗は、起こるかどうかではなく起こるもの」という姿勢で一貫していて、いかに理論上失敗があり得ない理由を説明しても聞き入れなかったという。



まぁ、防災の時に口酸っぱくして言ってることと同じです。

未知の脅威に備えるには「かわす努力」だけでは不十分で、かわせなかった場合にも備えなければならない。備えがあれば、仮に回避はできなかったとしても減災はできる。

どんな理由があろうとも、取り返しのつかないリスクは冒してはいけないということです。

NASAは、入念にチェックした上で起きた過去の事故で、予算や威信どころか飛行士の命まで失ってます。先頭を走るには、後を追うより遥かに高いパフォーマンスが要求されるんです。













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