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加会社×被会社

窮鼠猫を噛む

無題





「辞書の定義」というものは、要するに「一般論」なんですね。

言葉の定義は、直接証明の形式で「~の理由によってAからBの範囲である」とかっちり決められないんです。「言葉は生き物である」という言い方もあるように、言語は常に「意思疎通の津手段」として変化し続けるものであり、伝わらなければいくら正しくても意味がない。よって、辞書の定義は、その時々の一般的な使われ方を平たく分析して「AからBの範囲とするのがおおむね妥当である」というような帰納的な定義なんです。

ただ、これは辞書を編纂する側の論理。

参照する側としては「その時々の一般論に従う」という立場で、言葉をそれぞれが勝手気ままな解釈をしたら意思疎通に支障が出る事情が背景にある。従って、参照する側にしてみれば、「辞書に書いてあるくらいだからそれが一般論なんだろう」という評価がある。内容の普遍性を信頼しているからこそ辞書を使うわけだ。

だから、「辞書の定義は絶対か否か?」という問いは「ニワトリが先か卵が先か?」という問いと同じ水掛け論になってしまう。答えとしては、「その時々の一般論で帰納的に作られ、意思疎通を潤滑にするべく絶対『的』なものとして使われる」ということになる。

要するに、作り方と使われ方が違うわけ。















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