忍者ブログ

加会社×被会社

窮鼠猫を噛む

無題





ゲームには必ずルールがあり、これが破られることはない。
なぜなら、そのゲーム世界は一つの原則・ルールによって作られた人工物だからだ。
従って、理想的な攻略法はそのゲーム世界のある種の哲学でもある。

だが、ゲーム世界で通用するノウハウは、必ずしも現実界では通用しない。
なぜなら、現実界を支配する唯一絶対のルールは「物理法則」に外ならず、それ以外の全てのルールは「ハウスルール」であって絶対ではないからだ。



かつて、某掲示板に「戦争を無くすには?」というスレッドが立ち、参加したことがある。
スレ主は意外にも真面目で、「完全無欠の自律型ロボット兵器を作り、戦争を企てた奴を片っ端から暗殺すればいい」と主張した。
俺は内心思った。

「スカイネット(※)じゃん」



まず、「どんな手段を作り出しても、それを悪が手中にしてしまえば善を滅ぼすために使われる」という理屈が思いつく。

アフガンの話はどうした?
正義が勝つんじゃなかったのか。

次に、そもそも、現実世界では、世界情勢をトップダウンで管理する組織を作ることは現実的でない。
むろん、理論上不可能ではない。
しかし、これが現状実現していない理由には、「充分な動機がない」ということが重きを占めている。
それが無くても直接的に困ることはなかったからだ。

よって、仮に実現するとしても、少なくとも世界の人口問題がそれこそ抜き差しならない状況に陥ってからになるだろう。
それにはあと50年必要か、はたまた100年か。
いずれにしても、俺が生きているうちに実現することはないだろう。

こういう前提があるなら、その前提に立って物を考えなければいけない。

いくら「~だから〇〇が悪い」と正否を基準にルールを作ったとしても、それを強制執行する手段がなければ結局は効果がない。
法が無いのと同じなのだ。
法秩序は、場合によってこれを強制執行する者があってこそ、初めて機能すると言える。

法が機能する前提で導かれた結論は、法が機能しない前提では役に立たないのだ。



やさぐれようがいじけようが、物事の道理は人間の都合に合わせてはくれない。
現実を直視し、現実に立脚した解決策を講じなければならない。





(※)
映画「ターミネーター」シリーズの世界設定に登場する、AI制御の防衛システム。

やはり、戦争を企てる勢力を先んじて発見し掃討することを任務としてプログラムされていたが、これが某国の防衛ネットワークに接続された瞬間、AIは「戦争の元凶は人類そのものである」という結論に到り、核攻撃を主体とする人類掃討作戦を開始する。














PR

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

カレンダー

01 2026/02 03
S M T W T F S
1 2 3 5 6
8 9
16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

カテゴリー

フリーエリア

最新CM

最新記事

(02/15)
(02/14)
(02/14)
(02/14)
(02/13)

最新TB

プロフィール

HN:
hf15x
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

最古記事

(04/08)
(04/09)
(04/26)
(04/26)
(05/02)

P R