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加会社×被会社

窮鼠猫を噛む

無題

https://news.yahoo.co.jp/byline/toryu/20201025-00204612/
中国に続いて日本でも大食いを禁止した方がよい6つの理由 ─ 「グルメジャーナリスト」個人




>それは、大食いを禁止するということです。
>中国政府がこのような動画の投稿を取り締まるという

つまり、よく読んでみると、中国政府は「大食いを売りにした動画の類を規制する」と言っていることが分かります。
ということは、中国政府の方針は、「大食い」自体ではなく「大食いの助長」の規制ということになり、対策としては記事冒頭の指摘からかなり後退します。
正しく引用しましょう。




>大食いの番組や動画が有する最大の問題は、摂食障害の礼賛につながる

おそらく「過食症」のことを言ってるんだと思います。
ただ、摂食障害を助長する結果になったとしても咎める法はなく、また自重しても利益になることもありません。
これでは、自重した者が損をするだけです。

資本主義自由経済では、こうして問題提起することは手始めに過ぎず、実際に何らかの成果を得るには関連立法などの手段が必要ですが、社会的な需要がなければこれも叶いません。



>食品ロスが続いて資源に悪影響が与えられるとサステナブル(持続可能)ではなくなり、将来的に食材や食品が失われてしまうことになります

前から指摘している通り、この問題は「個人個人が必要以上を食べない」ことでしか解決しません。

こういった食品ロスは、食品の流通方式によって必然的に生まれる無駄の蓄積です。
これを外圧的に無理に解消しようとすると、食品の流通が非効率になり、かえってロスが増えたり価格が上昇したりする原因にもなります。

ですから、これを抑えるなら、食品の流通量自体を抑えなければいけない道理になります。
むろん経済には打撃になるので、「トレードオフ」とも言えるでしょう。



>「たくさん食べている様子を見ているのが気持ちいい」
>「あれだけたくさん食べられるのはすごい」

これは現実です。

普通の人がとうてい真似のできないことには、ことの良し悪しを抜きに、それだけ人の関心を引きつける効果があるのです。
これを「実利」としましょう。
対して反論の論点は、「つくり手へのリスペクト」、つまり精神論です。

自由経済では、勝利しなければ敗北、つまり死を意味します。
過酷な生存競争の中で、果たして「実利」に対して「精神論」が引き合うでしょうか?

正しい者が正しく評価されるには、消費者に対して実態が正しく伝えられなければなりません。
しかしながら、現実はこれとは程遠い状態にあります。

>収録後に嘔吐していることも大きな問題です。

という指摘もあるように、実態が歪められて伝えられていることの弊害があります。

この点については、事業者の利益と公益性が必ずしも一致しないので、法規制や第三者組織の監視など、何らかの外圧的な規制が必要だと思います。



>トイレで嘔吐してから食べるという人もいて、ブッフェレストラン共通の悩みの種

これは、二次的はおろか三次的な被害と言えます。
無視していい問題ではありませんが、問題全体に占める割合は小さく、また他が解消すれば自ずと解決する問題だと思います。



>とにかくたくさん食べることが、知育・徳育・体育の基礎となる食育に合致しているはずがありません

これは、要素の優先順位付けに難点があります。
「大食い」の問題は、「食育」に限らずおよそ「健康な食」という概念に根本から反することであって、これを指摘せずに食育のみを切り取って批判するのは本末転倒です。

「健康な食」と矛盾するから、食育にも反するのです。

続く項にも

>必要以上の分量を食べることが、心身の健全な発達を促したり、健康や体力を保持増進させたりするようには思えません。

とありますが、これも同じ観点です。

「不健全な食」が健康に反することこそが最大の問題点であって、まずはこれを指摘するべきでしょう。



最終項の「時代に相応しいか考える必要がある」というのは、この記事中で最も酷い論理です。

>大量生産と大量消費の時代であれば、世界の資源が枯渇し始める前であれば、人々がエコロジーやサステナビリティが重要であると気付く以前であれば、
>大食いはコンテンツとして成立していたでしょう。
>しかし、もう今はそのような時代ではありません。

こんなものは全く根拠がなく、「希望的観測」に過ぎません。
視聴率が取れ、しかも規制する法もないのなら、むしろ「やめろ」と言う方が無理があります。



誰かが、「対案を」などと言ってましたが、俺は毎度ちゃんと対案示してますよね?
言われるまでもない。

まず、「大食い」がなぜ健康な食に反するかを論証します。
健康な食に反すれば、それだけ国民の健康が損なわれるわけですから、経済にも悪影響となります。
ですから、「大食い」を否定するよりも、まず「健康な食」を推奨する方が先なのです。
これがきちんと実践されれば、記事の指摘するような瑣末な問題など大部分は自ずと解決するでしょう。

たぶんあの一言を引き出したいんでしょうが、そうはいきません。
それはあなた方自身が考えることです。
言って相応の扱いがあるのならともかく、「それはそれ、これはこれ」と言われたのでは立つ瀬がありません。



記事の小見出しを全て挙げてみます。

・中国で大食い禁止
・摂食障害の問題
・サステナビリティに相応しくない
・つくり手へのリスペクト欠如
・飲食店の被害
・食育に反している
・スポーツではない
・時代に相応しいか考える必要がある

ご覧の様に、全て否定・批判です。
しかし人を導くためには、否定や批判よりも理想、もっと言えば実利を示すことこそが最も肝心で、記事はこれが全くできていません。

こういう考え方でやる政策は、要するに無計画な衝動買いと同じ次元です。
どういう利益があるのか論理的に示さずに、ただ「ああしたい」「こうしたい」と論じるだけ。
何の利益もないのに、ただ辛気臭い理屈で「あれもダメ」「これもダメ」と言われるだけで誰が従いますか。



さあ、いよいよ回顧の路程です。
物事が分かってくると、同時に分かってなかった部分も見えてきます。
さて、一体どう説明するものかw

























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