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加会社×被会社

窮鼠猫を噛む

無題

さっき見た夢の話。


ある競技に参加することになった。
重いものをトレイ(台車)に乗せて運ぶというルールで、その台車を自作してチーム対抗で競う。
前日まで頑張って作った台車で競った。
台車は好調、チームは対戦相手より有利だった。

やがて俺の番が来る。
特にミスもなく順調、やがてゴール寸前になって小さな問題が起こる。
チームの仲間が流れで犯したミスで、前の番で使われた台車がゴールを遮る形に放置されていた。
ルールでは、ゴール位置に停まらなければゴールとはみなされない。
しかし、そんなことは大した問題じゃないと思った俺は、一旦スタートエリアまで迂回してからゴールした。
それでも相手よりは早かった。
試合は結局、少ない差ながら明らかに俺たちのチームの勝ち。

ところがジャッジの判定は相手チームの勝ち。

当然、文句を言いに行った。
なんでもルールでは、台車は競技エリアの外に出てはいけないのだそうだ。

しかし、それはトラックから出るなという意味ではないか?
台車はスタートゾーンからスタートする。
それに、ゴールはスタートゾーンより前に設置されている。
一旦戻ってからゴールするのはむしろ遠回りになる。

「おかしい、内容では勝ってたし、トラックからは出ていない。
 スタートゾーンからスタートするのだから、スタートゾーンはトラック外走行の反則にはならない筈でしょう」

そう詰め寄ると、頼りなさげなおろおろしている審判員は「そうですね…、たしかにそれは…」と言いかけた。
その時だ。

「○○!○○!」

会場から一斉に、相手チームに所属する青年の名前をコールする歓声が上がったのは。


その相手は病弱で、病気を克服しての出場だった。
しかもその青年は、会場の地元のチームだったのだ。



青年にはか細いながらも前途がある。
しかし俺にはラストチャンスだった。

審判員は驚いて会場を振り返り、そして俺に助けを求めるような眼差しを向けた。
俺は結果を悟った。



まぁよくある光景だよね。
でもどう思います?
そんな目に遭ったら。


俺は、会場の建物内の売店の本棚に蹴りをくらわし、競技のことが表紙になった本に
唾吐きかけて帰りました。















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