ttp://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/03/70_1.php
70周年有識者懇談会の論点について、の記事 ─ NEWSWEEK日本版(冷泉彰彦氏)
極めて冷静で的を得た御指摘だと思いますが、肝心な点が抜けています。
それは、日本世論が中・韓世論との間で和解できていない背景には、日本政府の選択肢が、
米中対立、北との対立の関係で制限されるという事実があります。
これがあるために、結果として韓国への補償も明確な形では行えず、このことが韓国世論の
不信感となって跳ね返ってきています。
この点について、ソビエトが崩壊してロシアとなり、冷戦構造が大幅に解消した欧州とは
決定的な違いがあります。
そして、互いに曖昧な態度を続けた結果、関わる全ての物事が、曖昧さに依存しなければ
維持できない構造になってしまった、曖昧さに適応してしまったんだと思います。
いまや解決のために払うべき犠牲は、あまりに肥大化してしまいました。
もはや関わるどの国も、積極的に解消を訴えることができなくなってしまいました。
ましてや、核心であり、当事国の一角でもある米国が「我関せず」の態度を続けるなら、
和解への道のりは遠いと言わざるを得ません。
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