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ローカルアベノミクス、の記事 ─ THE PAGE
問題はもっと単純な部分だと思います。
「アベノミクス」と称する経済対策の柱はあくまで金融政策で、これに国際情勢が「偶然」
追い風になったために今の好調があります。
しかし肝心の政策の中身はといえば、どれもどこかで使われたことのある中規模の政策の
寄せ集めで、起死回生と言えるほどの手立ては何もありません。
過去の報道を見ても、「給与が上がった」「株価が上がった」などと相対評価の話ばかりです。
しかしこれは、ギリシャ危機の影響で欧州が不調な分、評価が上がっているというだけのことで、
長期的な視野で見れば、ロシアや中国によるユーラシア大陸中心戦略に対抗するためには、
欧州の失脚はむしろマイナス要因です。
また、アベノミクスでは、女性を「潜在的労働力」として積極的に活用する方針です。
しかし、これは少子高齢化の解決との両立が難しいどころか、むしろ逆行する政策であることは
間違いありません。
また、年金問題を克服する具体案もありません。
つまり今のところ、「日本だからこそ注目される理由」は何もないのです。
その上で、目先の金融市場が好調だからと言って素直に「好況」と信じることはできません。
悪循環を断ち切ろうと必死になっていることは認めます。
しかし、そのためにはどこかで思い切った処断が必要でしょう。
まだどの国も成功させていないような進歩的な一手を打つことができれば、風向きも少しは
変わると思うのですが、どうも我が国は、他国の後追いや駆け引きばかりに夢中になって、
自ら道を切り拓こうという創造性に欠ける嫌いがあるようです。
言うのは簡単。
それは分かりますが、「使い方に問題がある」と言ってもきかなかったのですから、批判は
甘んじて受けるべし、でしょう。
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