http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20141210532.html
ネットを介して他人の秘密を覗き見しては、場合によってはそれを悪用しようという
悪質な者は、世の中には実は数え切れないほど存在し、他人の隙を虎視眈々と付けねらっている。
そういう奴が、例えば他人のPCをウイルスに感染させ、勝手にコントロールすることで
隠してあるデータはもちろん、捨てて消えたはずのデータを復元して漁るくらいのことは
実はそう難しいことではない。
実は、このPC上の「ゴミ箱」「捨てる」が問題で、
PCに詳しくない普通の方は、ゴミ箱に入れて処分してしまえば、そのデータは
完全に消えてしまうと思ってしまいがちだ。
しかし実は、「ゴミ箱」に入れて処分した段階では、まだそのデータはディスク内に残っている。
この「捨てられたデータ」は、PCがデータとして管理するリストから除外されただけの状態であって、
例えば、重要なことが書かれたメモが、丸めて捨てられたゴミ箱からゴミ袋にまとめられ、
集積所に出された状態と同じと思っていい。
この状態が解消してデータが完全に消えるのは、焼却された時、
つまり、その後でPCに記録されたデータが、捨てられたデータが記録される領域に
たまたま上書きされた時になる。
その前に袋を開けて漁られたら、内容は難なく盗まれてしまうのだ。
これは、単に捨てられたデータが記録される領域に、意味のないデータを
上書きしてしまいさえすれば簡単に解決する問題だ。
このことはOS(PCを制御するシステム)のメーカーも十分承知しているはずなのに、
未だに改善がなされていないことには甚だ疑問を感じる。
まるで他人の秘密を覗き見するユーザーのために、意図的に残しているようにさえ思える。
話を戻そう。
つまり、画像を与えた相手に仮に悪意がなかったとしても、
一度でもその画像をみすみすPCに取り込んでしまえば、後は、
相手が画像ファイルを隠そうが消そうが、そういう悪質な第三者の手に渡って
ネットに出回ってしまう可能性はかなり高いと言っていいだろう。
そういう意味では、仮に第三者に渡さなくても、自分でPCに取り込んでしまったがために
流出することも考えられるのだ。
自分の裸が写る画像を残すということは、つまりこれらのリスク全てを犯す危険な行為
だということだ。
ましてやそれをPCに取り込んだり、誰かの手に渡すなどという行為は、
自らそれを世間にばら撒くに等しい行いと考えた方がいい。
ユーザーの啓発は早急に必要だが、それよりもOSでの対処が先だと思う。
そのほんの少しの改良さえ施せば、今後の被害の大半は予防できるはずなのだから。
この対策を怠ったことについて、場合によってはOSメーカー側の責任を問えるかもしれない。
これを機に、OSの公共性について考え、仕様についての法整備の論議を
進めてみてはどうだろうか。
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