https://news.yahoo.co.jp/articles/a29571bc7a7ade130135c822f32e0562a54c527b
ロンブー淳VS堀江氏 ─ FRIDAY
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極超音速兵器の迎撃技術は、ぶっちゃけまだ確立されてません。
理論上は可能なはずですが、ミスマッチが表面化してからだいぶ経つのに何の動きもないということは、おそらく既存技術の応用では難しいんじゃないでしょうか。
ただ、実際に攻撃すると相互確証破壊の都合で倍返しされるからできない、というのはその通り。
それが今です。
で、ここに防衛負担の固定費を減らしたい米国の思惑が絡んできてます。
今までなら、米国が爆撃機の一機も飛ばして北朝鮮を威嚇するのがパターンでした。
で、これまで米国任せだったことのうち、今後は何を自前で賄うかということですから、ロンブー淳氏の言うことも全く的外れとは言えない。
韓国は、しきりに国産の巡航ミサイルや誘導爆弾のテストを公開して牽制しながら対話を促してます。
ちゃんと「アメとムチ」という戦略がある。
じゃあ日本の戦略は何ですか、という話。
言うほどの差はない。
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一昨日深夜に書いたものですが、なにやらくすぶってるのでアップしておきます。
ちなみに、「アイアンドーム」では、一部どころかおそらく一発も迎撃できません。
アイアンドームは既存技術の延長線上の技術で、ミサイル本体は既存の短SAM(短距離地対空ミサイル)と大差ありません。
射程75㎞だと中SAMになるのか?
一方、弾道弾級のミサイルを迎撃するには、エリア防空ミサイル(MIM-104パトリオットなど)水準の性能が求められます。
短SAMでは、極超音速の飛翔体に対しては、ミサイル本体の性能に準拠したレーダーで捕捉してから発射しても、遅すぎて間に合わないのです。
確かに意見は色々あっていいんですが、そこから暫定的な結論に収斂されていかないとあんまり意味がないのでは。
反論するのが悪いんじゃなくて、すぐ挑発したりマナー破ったりと冷静に議論できないのが悪いんです。
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ちなみに今計算してきましたが、アイアンドームの防御範囲を150平方キロと仮定すると射程はだいたい75キロ程度となります。
この距離を、仮にマッハ10の飛翔体が通過する場合、所要時間は3.6秒になります。
なかなか厳しい。
3.6秒だとどんなミサイルでもせいぜい数キロ飛ぶのがやっとなんじゃないかな。
見越しで発射するしかないが、その場合でもどれほどの猶予があるか…。
参考までに、大陸間弾道弾の終末速度はマッハ20、75㎞を1.8秒で通過します。