https://www.youtube.com/watch?v=_VELo00PLRM
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それはどうかな。
俺、経済は専門外なのであまり詳しいことは書けませんけど、例えば先進国は農業だの水産業といった第一次産業からより高度な職業にシフトするってのはその通りだと思うけど、その結果何が起こるかって言うと、その中で残ってる第一次産業の担い手不足が深刻になってます。
で、どんなに経済が発展しても、第一次産業って全廃できないんですね。何故かというと、産業としては確かに原始的で利益率低くてそのぶん要求水準低いんだけど、農業も水産業も人の生活を支える根本だから、安保面から輸入に完全依存できないわけです。その結果が上記の通り、産業全体は高度な方へシフトしていくのに第一次産業を限界以下には減らせないので、上でどんなに人が余ってても人手不足が起こる。接客のタッチパネル化の話も出てますけど、農業も水産業も自動化できる範囲はかなり限定的で、仮に大陸の国でフルで大規模経営化しても他の職業に比べると自動化での省人化率は低い方だと思う。だから、移民とか難民とか受け入れても、そういう部分にちゃんと受け皿はあるわけです。
あと、論破王はこれ完全に見落としてると思うけど、お金を「物」として考えた場合の価値の問題ね。
例えば、大根は安いですよね。なぜ安いかといえば、安くたくさん作れるのと、もう一つは、食べるものでしかないから。その点お金は、大抵の目的に使えるからすごく便利なんです。従って、大根を売ってお金に換えようと思うと一本100円とかで売るしかない。不便な大根と便利なお金を交換するわけだから、当然大根の方が不利なトレードになるんですね。
でも、じゃあ実生活で大根一本あったらと考えると、パフォーマンスは確実に100円以上なんですよね。
だって、他に100円で買える食べ物ってどんなのがあります?たぶん、大根以上のものってないでしょう。コスパ最強なんです。ということは、実は大根売ってお金に換えるより、大根は自分ちで消費して浮いた食費を他に使う方が得なんですよね。
こう考えてみてください。
大根一本で満たされる分を他の物含めて満たす費用、これを稼ぐのに何時間かかるか?
要は時間に換算して、これを最低賃金でお金に換算するわけです。
そう考えると、実は野菜って動物性たんぱくの食材より分量当たりの価格が安いんですよね。体の負担が少なくてしかも安いから、郷土料理の類には大抵大根が入ってるわけです。嫌でも他のものでは賄えない。
ちなみに、こういう考え方を突き詰めると実は企業の報酬ってお金より現物で払う方がずっと得なんです。企業にとっては人件費の節減になるし、被雇用者にとっては給料同じなのに前よりたらふく食える。生産者は競争のない安定した収入ができる。
そう考えていくと、「最低賃金1000円余りだから」って単純計算はマクロで同じ計算するとちょっと違ってくるかなって。