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いいこと教えよう。
うちのパゴスは、身内の子供が来るといつも焦げた炒飯を出していた。ちなみにパゴス自身には炒飯を食う習慣はない。
自分で食わないものを他人に出すなど論外だし、そもそも料理の基本として、焦がすのは「美味しくない」どころか「不味い」に相当する最悪のミスだ。
しかし、「火が強すぎるんだよ」とアドバイスすると「炒飯は強い火で作ればパラパラになるんだ」とおそらく聞きかじっただけの知ったかをかましてきた。『プロが炒飯を強い火で作るのは時短のためで、相応の技術がないと強い火では作れないんだよ』と思ったが、他人のアドバイスは正否抜きに否定する奴なのでそれ以上は言わず黙ってた。
しかしさすがに子供でも焦げた炒飯は不味かったようで、ある日とうとうパゴスの炒飯を嫌がるようになった。
後におかんに「火が強すぎる」と言われてやっぱり同じ言い訳をしたらしいんだが、その時は「そりゃ素人が強い火なんかでやったらダメだよ」とまともに言い返されたらしい。以降、子どもの炒飯はおかんが作るようになった。
ちなみに俺が作った炒飯は、「味は薄いがまぁ合格」の評価だった。
分かるかな?
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正解:強火でテキパキ作るのはパラパラ炒飯の秘訣ではあるが、そもそも作る側に技術があるから強火でできるのであって、素人が強火で調理してもまごついてる内に素材を焦がすだけ。
→「効果があるかどうか」の前に「できるかどうか」の問題がある
→「厳しく指導する」というのは、結果に責任が伴うから難しい。無責任+厳しさはただの手抜き。
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