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加会社×被会社

窮鼠猫を噛む

無題





まぁ、俺が犯人だと思いたいんだろうな。

でも、こういうことはこれまでにもあったわけで突発的とは言えない。
幸運に望みを託してるようでは戦は勝てませんよ。

緒戦の快勝劇では気配さえ感じさせなかった。
相手は、自軍の奇襲が成功したと完全に思い込み、自ら仕掛けた情報工作のせいでかえって状況把握が遅れて致命傷になった。

隙の無い完璧な実施に幸運までが重なった結果の大逆転劇。

それを後付けであれこれこじつけちゃあ勝ち誇ってきた慢心のツケが出たんだろう。

結果の全てが実力じゃあないんだよ。
結果というのは、1点差でも10点差でも、勝敗によって明暗がくっきり分かれるものなの。
でも勝っちゃうと全部実力だと思いたいだろ?

思いたい分だけ実力だと後付けしてしまうと、実力じゃない分まで実力だと公言してしまうことになるから、背伸びをした時と同じで「失敗したら(バレたら)どうしよう」という心理になってしまう。

勝つためには「負けたらどうしよう」のメンタルは禁物で、「勝ちたい」のメンタルでいなければいけない。



「誰を味方につけるか」じゃないの。
自分で勝つまでの算段を整えることができるかどうか。
そのために必要なら、誰かさんを味方につけることも必要になる。

読みが浅いよ。
その程度の読みで他人様の命のやり取りしてるのかと思うとゾッとする。
俺だったら状況が十分になるまで口を慎むけどね。



だいたい、例のブツが本物かどうかなんて、いま考えればどうでもいいことだろ?
まだ一日二日しか経ってないのに。
目先の勝ち負けばっかり見てるとそういうことが見えなくなるんだよ。


反復するよ。
奇襲の最大のリスクは、逆に奇襲を仕掛けられると致命傷になること。
紙一重の勝ち負けだからこそ、知れば知るほど安易には選択できなくなる。
それでも選択できる度胸は必要なんだけどね。

戦う前から勝ち誇るのは「負けフラグ」。
























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