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加会社×被会社

窮鼠猫を噛む

無題





スポーツクライミング、なかなか感慨があった。
ただ、課題の難易度が全体的に高めで、今回に限っては見て楽しめる雰囲気ではなかった。

ボルダリングの醍醐味は、各課題でそれぞれの選手がどんな答えを出してくるかという「比較」の部分。
そういう意味では、とっつきで大多数が脱落してしまうような課題は、競技としてはともかくエンターテイメントとしてはどうなんだろう?
上位8人中半数がゾーン2に進むくらいが丁度いいのでは?
この辺は、スピード系の選手が2人も上位8人に残るハプニングの影響もあっただろうか。



ボルダリングの第1課題、各選手がゾーン1の獲得さえ困難な高難度な仕上がりになっていた。
原因は、最初のホールドとボリュームの位置関係が、ルートセッターの意図を無視した方が楽にゾーンを獲得できる構成になってしまっていたこと。
このため、課題が意図に反してトリックになってしまっていた。

初めは、スピード系の選手にチャンスを与えるためにあえてトリックにしたのかとも思ったが、解説によればどうもそうではないらしい。
この辺の説明が、実況+解説が痒い部分に手が届かない感じでもどかしかった。

今後は、三種目のうち「スピード」が分化されて別協議になるという。
確かに、問われる要素がボルダリングやリードとは明らかに一線を画すので、一旦別物にしてみるのもいいかも。



全種目が高難度な中にあっても、”女王”ヤンヤ=ガンブレット選手はさすがの格の違いを見せつけた形。

銅の野口選手には労をねぎらいたい。
長い間お疲れさまでした。
地味ながら、悪い流れをしばしば「予想以上」で裏切るプレースタイルが独特で好きでした。

髪の三色のメッシュも美学があって良かった!
銀の野中選手のド派手なメタリック・レッドと好対称でしたね。



今後は、ヤンヤ選手や野中選手のように、ルートセッターの意図に囚われず大胆に攻略できるパワー系の選手が席巻してくると思う。
そういう意味では、野口選手のような ”軟攻” 型の選手が活躍できた時期に、この競技に初めて触れて面白さを知った俺なんかは幸運だったかもしれない。



















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