https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/dc6de5b87789cb66b7e3b443bfa66d03824ea555
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突き詰めれば「質と量の両立」の問題ですよ。
もっぱら左派を構成する「自由主義」と、もっぱら右派の「統制主義」、前者の担保(財源)は「量」で後者が「質」。攻守に喩えるなら前者が「守」で後者が「攻」。
世に言う「大国」は例外なくこの両立構造を持っている。そうでないと自らの巨体を維持できない。
日本の政界で言うと、自民の牙城が崩せないのは「大国」としての器量を持つ唯一の政党だから。残念ながら野党にはこの両立という域に達する党がない。かつて旧民主が政権交代を実現できたのも、当時自由党を吸収することで一時的に両立を果たしたから。
当時の党首鳩山氏は奇人変人と評されることが多いが、まぐれでも自由党を吸収という「正解」を出したインスピレーション一点だけでも評価に値すると思う。まだ雌伏してた当時、俺が独り言で「自由党抱き込めれば」と言った直後のことだったからよく覚えてる。
後は有権者だな。競争によって自浄作用を起こさせるには、「目先の安心に適う党だけ勝たせておけばいい」というものではない。時には不利な方を勝たせてでも競争関係を育てないと。
自分で言うのもなんだが、いかに「質と量」という概念が世の中を理解するのに重要なファクターかということが分かると思う。