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ひと言で「少数派」と言っても、その内訳は「衰退の過程にある少数派」と「繁栄途上の少数派」があります。
前者は説明するまでもありませんね。かつて大きかったものが縮小していく過程です。
問題は後者。
例えば、社会的な認知度が低いばかりに少数派に甘んじているような場合です。
これは言いかえれば「潜在的多数派」とも言える存在であり、行く末の繁栄が予定されているも同然ということになります。
これも現状を切り取って比較すれば「少数派」には違いありません。
生物の多様性というのは、衰退の過程であっても繁栄途上であっても、こういったものが「まだ滅んでない」「まだ成長しきってない」状態で多数派と共に併存する状態のことです。
でも、いま世間で言われてる「多様性」は「平和共存」のことですよね。
「平和共存」に対する反対意見に「生物多様性を知らない」などと言うべきではありません。むしろ生物多様性の本当の意味を知らないのは、「平和共存」を「多様性」に喩えた側なんですから。
おそらく天然だとは思いますが、平和共存を主張するつもりで逆に否定してしまっています。
生物多様性に喩えた時点で「衰退していく者は滅んで当然」という意味になるので。
黙ってた方が良かったですか?