https://news.yahoo.co.jp/articles/79d2ec946896ed198d2e37303a7e8e06704c95b2
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「結果はあくまで都民の総意が可視化されただけであって、都民において勝ちも負けもない」というのは都知事選そのものを振り返った総括で、石丸氏は都民側からの視点で答えている。
次に「何という愚問ですか。選挙に出る以上、一番上を目指さなくてどうするんですか」の言葉は、「蓮舫氏より票を取ったとされることについて、善戦したと思っているのか、それとももっと上に行きたかったのか」という問いに対して、つまり石丸氏自身の目指した結果について答えている。
つまり、論理としては別段矛盾していない。
ただ、俺個人としては今でもTVでのQ&Aで石丸氏の弱みが出たと思っている。
TVのような砕けた場では、論理よりも話題としてのオイシサが優先されるので、手慣れたコメンテーターは自分が間違ってると分かっていても見せた隙にはすかさず食いついてくる。よって、勝負は重要な点に絞ってそれ以外の話題はのらりくらりとやり過ごさなきゃならない。
ところが石丸氏は、普段余程筆談ディベートに慣れてるのか、話を片っ端から論理で進め、餌を撒き、罠にはめて相手を落とそうとする。結果、自分にとってさほど重要でない話にも時間と労力を割かれ、重要な話題に集中投資できない。のみならず、「話題的にオイシイ」マスコミ関係者の格好のエサを大量にばら撒いてしまう。お陰で、いいように編集され話題性作りに貢献することになってしまう。
「全部で勝ちたい」下心が無意識に出てしまう部分もそうだが、逆にそういった「食わせ者」的なスキルに欠ける点から見ても、一言で言えば「クソまじめ」。昭和的に言うなら「がり勉タイプ」だろう。
そういう真面目さが評価されての躍進だと思う。
彼自身の器量に対して、分(ぶん)を越える結果だったんじゃないかな。